アンコールワットへ行く?では、プノンペンも

海外旅行が大好きで、今まで25カ国40回以上海外旅行に行ったほしみみです!

具体的には、アメリカ、カナダ、ペルー、イタリア、フランス、バチカン市国、ケニア、アラブ首長国連邦、ミャンマー、ラオス、スリランカ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、カンボジア、フィリピン、中国、台湾、香港、韓国、モンゴル、オーストラリア、ニュージーランド。

そんな私の心に強烈に焼き付いた、カンボジアの首都プノンペンをご紹介します。

すべての旅行の中で、一番悲しく、複雑な気持ちになりましたが、本当に良い経験になり、考えさせたられた場所でした。

カンボジアに行くなら、アンコールワットだけではなく、是非プノンペンへ立ち寄ってみてください。


プノンペンについて知ろう

カンボジアの首都プノンペンは、アンコールワットがあるシェムリアップからはバスで5時間で行けます。(飛行機だと40分ほど)

東南アジアはプノンペン以外、どこに行ってもとにかく人口が多くて、笑顔が多くみられます。

しかし、プノンペンに入った瞬間それは変わりました。

人も少なければ、笑っている人もほぼ見かけない。

それはカンボジアの悲しい歴史が関係していました。

プノンペンへ行く方は、事前にカンボジアの悲しい歴史が描かれた映画「キリング・フィールド」を見ていくことをお勧めします。

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40年前にカンボジアで何が起きた?

1975年、カンボジアでポル・ポト政権が生まれました。

この政権では、「原始共産主義社会」を目指しました。

貨幣などは使わず、文字も読まず、人々は農業をしていた時が一番幸せだったのでその時代に戻ろう!みたいな感じです。

そのために、町の人をみんな強制的に農場へ送り込み、田畑を耕させました。

最も被害を受けたのがプノンペンの人々でした。

資本主義時代の農耕器具や書物を用いることは許されず、もともと田畑を耕したことがない農耕知識がない人々が見よう見まねで農耕をしましたが、出来高が上がらず、飢餓や過労で死んでいきました。

知識のある医師や教師などは、原始共産主義にそぐわない、または反逆の可能性が高いとして虐殺の対象になりました。

一方で、世の中を知らない子供は重用され、知識のある大人を殺すように躾けられました。

その結果、たった4年の間で200~300万人ほどが虐殺されたのです。

約800万人いたとされる国民の3~4分の1が同じ国民によって殺されたのです。

これが今からたった40年前のプノンペンを中心としたカンボジアでの出来事です。

その時子供だった人たちは、今は50~60歳です。

上記のような歴史の中で生きてきた人たちが、そう簡単に過去を忘れて楽しく過ごせるはずもありません。

ベトナムやラオス、タイなどは女一人旅でも基本問題ないと思いますが、このプノンペンだけは一人で歩くのは怖い雰囲気が漂っていました。


プノンペン キリングフィールド

プノンペンには、ポル・ポト政権時代の虐殺や拷問の歴史がしっかりと残されています。

まずはキリングフィールドをご紹介します。

この土地で、2万人の人が殺され、埋められました。

初めのうちは銃で殺され、そのうち国が貧乏になり武器が不足してからは主に撲殺。

赤ん坊は両足をつかまれ、母親の前で木の幹に頭を打ち付けて撲殺されたりしました。

人々の悲鳴が外に漏れないよう、ここでは大音量の革命歌が毎日流れていたそうです。

ポル・ポト政権後にこの土地が見つかったとき、この土地は埋められた死体から発生するガスで地面が大きく盛り上がっていたそうです。

今でも雨が上がると、この土地からはたくさんの骨や服が出てきます。

ここに行くと、当時の詳細を日本語イヤホンガイドで聞くことができます。

虐殺に使われた道具や、死者の遺骨なども残されており、言葉を失いました。

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トゥール・スレン虐殺犯罪博物館

次にトゥール・スレン虐殺犯罪博物館をご紹介します。

もともとここは学校でした。

ここには2万人近い人が収容され、拷問を受け、殺されました。

当時の拷問の道具や、収容された人々の服や骨が山積みになっている写真などが当時のまま残されています。

血がそのまま染みついている床もありました。

すごく心に重くのしかかりました。もし私が当時カンボジアにいたらなどと考えてしまい、しばらくはこの収容所のことが頭から離れませんでした。


まとめ

プノンペンは、行ってその場で説明を聞いて、とても感じることが多い土地です。

今は、その土地に人が住み、生活もしています。

社会主義国であったなごりから、北朝鮮国営レストランがあり、そこでは喜び組の素晴らしいダンスや歌を見ることもできます。

ほしみみ
私はダンスが好きで、世界中でダンスショーを見ていますが、喜び組のダンスは本当に素晴らしく、あっけにとられました。

みなさん、カンボジアに行ったらアンコールワットだけではなく、是非プノンペンへ。

観光自体は1日あれば足ります。

ぜひ足を延ばしてください。

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